山陰亭

原文|解説|口語訳

『古今和歌集』巻第五・秋歌下・272

同じ御時せられける菊合《きくあはせ》に、洲浜《 すはま》を作りて菊の花植へたりけるに加へたりける歌。
吹上《ふきあげ》の浜の形に菊植へたりけるをよめる 菅原朝臣

秋風のふきあげに立てるしらぎくは 花かあらぬか浪《なみ》のよするか

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口語訳

宇多天皇の御時に行われた菊合で、洲浜を作って菊の花を植えた作り物に付けた歌。
吹上の浜の形の台に菊を植えたのを詠んだ歌 菅原朝臣

秋風が吹き上げる吹上の浜に立っている白菊は
 花なのか、それともそうではなくて白波が寄せているのか

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