山陰亭

原文|解説|口語訳

『菅家文草』02:108

酔中脱衣、贈裴大使、  酔中《すいちう》衣を脱ぎ、裴《はい》大使に贈り、
叙一絶、寄以謝之    一絶を叙《の》べ、寄せて以《もつ》て謝す

呉花越鳥織初成  呉花越鳥《ごくわえつてう》 織りて初めて成る
本自同衣豈浅情  本自《もとよ 》り衣を同じくするに 豈《あに》浅き情《こころ》ならんや
座客皆為君後進  座客《 ざかく》 皆《みな》君が後進《こうしん》為《な》り
任将領袖属裴生  領袖《りやうしう》に任将《まか》せて 裴生《はいせい》に属《つ》けん

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口語訳

酔っている時に服を脱ぎ、渤海《ぼつかい》大使裴〓《はいてい》殿に贈り、
絶句《ぜっく 》一首を綴り、差し上げて感謝の意を示す

呉《ご》の花に越《えつ》の鳥(の模様は) 織って初めてできたもの
元来 同じ服を着るのに どうして心が浅薄なのでしょうか
参列者は 皆あなたの後輩です
(座)長にお任せして 裴殿に委ねましょう

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