山陰亭

原文|解説|口語訳

『菅家文草』03:225

書懐贈故人  懐《おも》ひを書して故人に贈る

在遠相思一散人  遠きに在《あ》りて相《あひ》思ふ 一故人
花前月下海辺春  花前月下 海辺の春
劉〓旧説君聞取  劉〓《りゆうきん》の旧説 君聞取せよ
莫党同門妬道真  同門に党して道の真を妬《ねた》むことなかれ

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口語訳

思いを(詩に)書いて親友に贈る

遠くにあって思い出すのは 一人の親友(である君の事)
花の前に月のもと(で迎えた) 海辺の春
劉〓《りゅうきん》が昔語った言葉を お聞き下さい
党派に属して道芸の真(芸術の本道)を嫉妬してはならないと

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