山陰亭

原文|解説|口語訳

『菅家後集』495

梅花

宣風坊北新栽処  宣風坊《せんぷうばう》の北 新たに栽《う》ゑし処《ところ》
仁寿殿西内宴時  仁寿殿《じじゆうでん》の西 内宴の時
人是同人梅異樹  人は是《こ》れ同じ人 梅は異なる樹
知花独笑我多悲  知りぬ 花の独り笑み 我は多《まさ》に悲しぶことを

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口語訳

梅花

宣風坊(左京五条)の北 自宅に新しく植えた所の梅
仁寿殿の西 内宴の時咲いていた梅
今年も人は同じ人だが 梅は別の木
気づいたのは 花だけがひとり笑い 私はただ悲しんでいること

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